腰痛の治し方 改訂版

腰痛の治し方 改訂版 人生論

腰痛は治る‼️

おはようございます☀
お父ちゃんです!

今日も腰痛の話で、
もう少し踏み込んだ話をします。

なぜ改訂版かというと、
去年腰痛の治し方を書いたので、
それをブラッシュアップした形です!

私も日々学んでおります🫡

去年の記事はこちら👇
【腰痛はこうして治す】

昨日の記事はこちら👇
【腰痛を治したければ、腰を動かすな】

先日、長年の腰痛に悩んでいる方から相談を受けました。
その方は、右のお尻に痛み・痺れが出ていて、
いわゆる坐骨神経痛のような症状があります。

以前から私はその方に、
👨「ウォーキングでもいいので、とにかく運動をしてください」
とお伝えしていました。

でも、人間はそう簡単には習慣を変えられないもの。

結局、運動はほとんどせず、
その方の運動といえば、月に一回のゴルフくらい🏌️

最近は、ストレッチ専門店に週2回通っているとのことでした。

そして先日、そのお店で施術を受けた際に、
逆に腰を痛めてしまったそうです。

「治してもらいに行っているつもりが、逆に悪くなった」
と。

この言葉を聞いた時、私は心を鬼にして、
でも愛を持って伝えなければいけないと思いました。

今日は、腰痛が治る人と治らない人の決定的な違いについて、
科学的なお話を交えながら書いていきます。

結論、
「他責思考で生きるな」
です!

▼「人に治してもらおう」と思っているうちは治らない

厳しいことを言うようですが、結論から言います。

「誰かに治してもらおう」という他責思考でいる限り、その腰痛は治りません
腰痛に限らない!

病院、整体、マッサージ、ストレッチ専門店……。

これらはあくまで「サポーター」です。
痛みを一時的に和らげたり、体の状態を教えてくれたり、
動き出すきっかけを作ってくれる場所に過ぎません。

「週2回通っているから大丈夫」
「お金を払っているから治してくれる」
「病院に行けば何とかしてくれる」

こう考えている方、多いのではないでしょうか🤔

でも、残念ながら自分の体を変えられるのは、自分だけです。

例えば、骨折をした時、
レントゲンを撮って、ズレがあったら戻してもらって、
ギプスをしてもらって…
はしてもらえますが、
最終的に骨をくっつかせるのは自分自身の体であり、細胞です。

筋トレもそうで…
「筋トレをしましょう」
「こういう筋トレが良いですよ」
と言っても、他人が強制的にやらせることはできません🙅

痛みも同じで…
腰痛などの慢性的な痛みの多くは、
誰のせいでもなく
「動かしてこなかった自分」
これまでの生活習慣
の結果であることが多いのです。

ここを知って(知らせるのはサポーターの役目)、
自分自身で認めて、
「よし、自分でケアしよう」
「良くしたい」
とスイッチが入った時、初めて本当の治療がスタートします。

▼なぜ「安静」にしていると腰が壊れるのか?

「腰が痛いなら、静かにしていれば治る」

これ、実は大きな誤解なんです。
もちろん、症状やどの段階にいるかによるんですが…

慢性的な腰痛の場合、最近の研究では、
動かないことこそが腰を破壊する原因
だということが分かっています。

これには科学的な理由が2つあります。

まず1つ目。

☑️ 椎間板は「スポンジ」と同じ

椎間板というのは、背骨と背骨の間にある
クッション材のようなもの。

椎間板

その椎間板には血管が通っていません。

じゃあどうやって栄養を摂っているのか?

椎間板には血管が通っていないため、
血液から直接栄養を受け取ることができません。

その代わり、スポンジのように圧力がかかったり抜けたりする際の
「水分の出入り」を利用して、酸素や栄養を取り込み、
老廃物を排出しています。

これざっくりいうと、
「動いて圧力をかけないと、椎間板は栄養失調で干からびる」
ということです。

水を吸ったスポンジを想像してみてください。

上からギュッと踏んで、パッと離すと、
吸収していた水が出て、新しい水が入ってきますよね?

あれと同じことが腰の中で起きているんです。

だから、座りっぱなしで「大事にしまっておく」のは、
実は椎間板をいじめているのと同じなんですね。

▼「霜降り肉」は食べるだけにしよう🥩

2つ目の理由は、筋肉の話です。

背骨を支える重要なインナーマッスルに、
「多裂筋(たれつきん)」という筋肉があります。

多裂筋

この筋肉、サボると単に細くなるだけじゃありません。

慢性腰痛患者のMRI画像を確認すると、
多裂筋に顕著な「脂肪浸潤(筋肉の中に脂肪が入り込む現象)」が見られます。

筋肉が脂肪に置き換わってしまう。
いわば、背骨を支える筋肉が
「霜降り肉」状態になってしまうわけです。

脂肪に変わった筋肉は、背骨を支えられません。

結果として、骨や神経に直接負担がかかり、
・痛みや痺れが出る
・姿勢が悪くなる
のです。

霜降り肉は食べるだけにしたいですね🙄

▼今日からできる「2つのセルフケア」

「じゃあどうしたら良いんだよ?」
って話ですよね。

そこまできちんとお話します。

人間の体は凄くて、
適切な刺激を与えれば、何歳からでも応えてくれます。

やるべきことはシンプルに2つ。

① 椎間板のために「小さくジャンプ」

関節に障害がない限り、適度なジャンプ運動は
椎間板にとって「良い(栄養供給を促す)」運動です。

高く飛ぶ必要はありません。
ラジオ体操のジャンプのように、リズミカルに軽く飛ぶだけ。

この縦の振動がポンプとなって、椎間板に栄養を送ってくれます。

② 多裂筋のために「腕を振って歩く」

多裂筋を再び活性化させる方法として、
特別な器具を使ったトレーニングではなく、
「正しいウォーキング」の有効です。

ポイントは「腕を振る」こと。

腕を振ると、体幹に自然な「ひねり」が生まれます。
このひねりが、サボっていた多裂筋を活性化させてくれます🔥

▼自分の足で、自分の人生を歩く

腰痛対策の結論です。

・椎間板のために、小さくジャンプする
・多裂筋のために、腕を振って歩く 

そこに昨日書いた
・スクワット
・ストレッチ
です。

「多いよ」
と思いました?

「腰が痛い人生、将来歩けなくなる人生」

「毎日のこれらの軽い運動」
どちらがいいですか?

腰だけに限らず、「どこかが痛い」って本当に辛くて、
QOL(人生の質)が下がってしまいます。

どうせなら、元気に過ごしたくないですか?
それならやるしかないでしょ!

そして、これらは、
どんな名医でも代わってあげることはできません。

あなた自身がやるしかありません。

「痛いから動かない」のではなく、
「動かないから痛い」のかもしれません。

▼というわけで

「人に治してもらおう」という甘えを捨てて、
今日から自分の足で、自分の腰を守り始めませんか?

それができれば、あなたの腰痛は…
人生全体は良い方向へ向かいます。

今日もありがとうございました🙇‍♂
また明日!
お父ちゃんでした👋

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