おはようございます☀
お父ちゃんです!
最近、小説を多く読んでいます。
最近読んだものだと
・YABUNONAKA
・ブレイクショットの軌跡
・難問の多い料理点(現在読んでいる)
最近、小説を読んだり、
映画を観たりして気付いたことがあります。
お父ちゃんはなぜ小説を読むのか?
なぜ映画を観るのか?
今日は、そのあたりをじっくり考えてみたいと思います。
▼よく言われる「本を読むといい理由」
「読書は大事」
「本を読みなさい」
「芸術・エンタメに触れよう」
こういうアドバイス、聞いたことありませんか?
「本を読みなさい」は
子どもの頃から何度も聞いてきたんじゃないでしょうか🧐
でも、正直言って、これだけだとピンと来ません。
私も今でこそ本を読むようになりましたが、
子供の頃は父親に「本を読みな」と言われてきましたが
まったく読みませんでした。
本を読む意味がわからなかったからです😅
▼情報を「受ける」と「考える」の違い
今の時代、情報はものすごいスピードで流れてきます。
SNSを開けば、次から次へと新しい投稿が。
YouTubeを見れば、おすすめ動画が無限に。
便利ですし、いくら時間があっても足りません。
でも、これって基本的には「受動的」なんです。
情報が向こうからやってきて、私たちはそれを消費する。
反射的に反応しているだけなんです。
私達のタイムラインは、
私達が反射してきたもので埋め尽くされています。
そこに「考える」という行為は、はいっていません。
▼本を読むときの脳の動き
本を読むとき、私たちの脳は実はかなり忙しく働いています。
文字を追いながら、その意味を理解して、
情景を想像して、著者の意図を考えて、
自分の経験と照らし合わせて。
理解して、想像して、考えて、照らし合わせて…
めちゃくちゃ頭を使っていますよね?
めちゃくちゃ考えていますよね?
この思考が大事!
▼筋肉は使わないと衰える
人間の身体というのはよくできていて、
使わないところは退化していきます。
退化していくというか、
使わないところにエネルギーを使うのはもったいないから
退化させて、最適化していくんですね。
足を骨折して、しばらく足を使わなかったら
足が細くなりますよね?
それと同じです‼️
これは物理的な身体的な話もですが、
思考力とか、想像力とか
目に見えない力にも同じことがいえます。
先日紹介した『YABUNONAKA』の著者の金原ひとみさんが
「小説は筋肉みたいなものになっていく」
と言っていたんですね。
これ、本当にいい表現だなと!
筋肉って、1回ジムに行っただけじゃつきませんよね?
毎日少しずつトレーニングして、気づいたら
👩「あれ、前より重いものが持てる」
👨「体つきが変わってきた」
となります。
本も同じ!
1冊読んだからって、劇的に何かが変わるわけではない。
だけど、読み続けることで、確実に“何か”が積み重なっていく。
▼本が「筋肉」になるとは?
本を読むとき、私たちは他人の人生を疑似体験します。
特に、小説は、顕著だなと!
私達は小説を読み進めながら、
物語を一緒に体験していきます。
喜び、悲しみ、怒り、悩み、苦しみ、選択、後悔…
そういう姿を見ながら、私たちは無意識のうちに
「こういう考え方もあるんだ」「こういう選択肢もあったんだ」
と学んでいきます。
これは、受動的なものでは得られないし、
ただ流し見・流し聞きしているだけでは得られません🙅
『YABUNONAKA』は500ページ超えだし、
『ブレイクショットの軌跡』は約600ページ
長いですよね?😅
読むのに時間がかかりますよね💦
だけど、「時間をかけてゆっくり向き合うこと」
こそが、大事なのかなと🤔
小説などの長いものと
ゆっくり向き合う時間を取ることで得られるものは、
瞬間的な情報とは全く異なります。
▼多様な視点を持てるようになる
本を読むことの素晴らしさは、もう一つあります。
『色んな人の目を通して世界を見られること』
です。
例えば、ある事件があったとします。
ニュースで見ると、一つの視点からしか語られません。
ニュースも、制作者・アナウンサーなど
誰かのフィルターがかかっているから
誰が話しているかなどで、全然変わってきます。
でも小説なら、
・加害者の視点
・被害者の視点
・目撃者の視点
・家族の視点
など色んな角度から同じ出来事を描くことができます。
金原さんも
“小説は、多様な視点から物事を見たり、登場人物自身のモノローグ(独白)に潜り込んだりするのに最も強いツール”
と語っています。
これって、実生活にめちゃくちゃ役立ちます。
誰かと意見が対立したとき。
理解できない行動をする人がいたとき。
「この人にはこういう事情があるのかもしれない」
「この人から見たら、世界はこう見えているのかもしれない」
そういう想像力が、自然と働くようになるんです。
▼思考力は「考える」ことでしか鍛えられない
こうやって本を読むことで、確実に筋力は付いていきます💪
もちろん、ボーっと読んでいてはダメ🙅
漫画であろうが、小説であろうが、ビジネス書であろうが、
読み手の姿勢や意識というはすごく大事!
そうやって読んでいくことで、
『思考力(自分の頭で考える力)』
が付いていきます。
情報をただ受け取るのではなく、
誰かの意見をそのまま信じるのではなく、
「本当にそうかな?」
「他の見方はないかな?」
「自分はどう思うんだろう?」
こういう問いを、
自分に投げかける力・投げかけ続ける力
です。
そして、この力は、筋力と一緒で
「考える」ことを繰り返すことでしか鍛えられません。
本は、その最高のトレーニング場になります。
▼というわけで
AIが発達して、情報が溢れて、
何が本当で何が嘘か分からない時代。
そんな時代だからこそ、自分の頭で考える力が必要なんです。
そして、その力を育ててくれるのが、本なんです。
だってね!
この前も電車に乗ったら、
ほぼ100%の人がスマホを見ていました。
ま、スマホでも本が読めるから、
一概にスマホがいけないわけではないけど…
だけど、本を買う・読む人が減っているのは確実です。
で、本を読むことは、
・情報を得ること
・ただの娯楽
ではないと思います。
読書は、読み方によりますが、
思考力という「筋肉」を鍛えることになります。
一冊読んだからといって、
劇的に変化することはありません。
でも、振り返ったとき
👨「あれ、前より楽に考えられるようになったな」
と気づく日が来るはずです。
私はそう考えて、
・本
・漫画
・映画
を楽しんでいます🎶
今日もありがとうございました🙇♂
また明日!
お父ちゃんでした👋
▼おまけ
そうそう!
あと、最近気づいたことがあって…
最近、小説は紙の本で読んでいる私。
ビジネス書や漫画は電子で読むんですが、
小説は紙が読みやすい!
(私の場合は)
読み終えたら、メルカリで出すのですが、
最近、メルカリの本の出品が少ないんですよね!
ちょっと古い本ならたくさんあるのですが、
最近出版された本は出品が少ない。
それだけ本が買われなくなっているのかなと…🤔
これは私のような読んだら出品する人には都合が良くて…
結構高値で売れる‼️
本は今どんどん値上げされていて、
2000円の本もあります。
例え2000円で買ったとしても、
1800円で売れて、手数料やら送料を引かれても
1000円以上は残りますよね!
確かに一冊2000円は高いです。
だけど、思考力を鍛える筋トレにもなるし、
色んな世界を体験できることを思ったら安いのではないでしょうか🤔
さらに、買って・読んで・売れば
実質半額で買えていることになります。
それくらいの自己投資はいいのかなと…🧐


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