おはようございます☀
お父ちゃんです!
先日、息子を幼稚園にお迎えに行ったときのこと
息子のお友達に
👨「○○君、背が大きくなったね」
と声をかけました。
実際にその子は以前会ったときよりも明らかに身長が伸びていて、
純粋にその成長を褒めたつもりでした。
すると、その子は少し得意げな表情で、うちの息子の名前を挙げながら
👦「○○君より背が高いよ」
と言ったのです。
この何気ない一言に、私はハッとしました。
悪気のない、子どもらしい無邪気な発言。
でも、これはまさに「相対評価」の典型ではないでしょうか。
誰かと比べて自分が優れているかどうかを基準に物事を判断する姿勢が、
すでにこんなに幼い子どもの中にも根付いている。
このやり取りから、私たちの社会や教育の中で
「人と比べる」ことがどれほど深く浸透しているかを改めて感じました。
▼私たちは比較の世界に生きている
身長なんて、人と比べるものでもありません。
いや…何においても人と比べるものではありません。
他人は他人、自分は自分です。
だけど結局、私たちはつい人と比べてしまいます。
そして、比較されます。
・身長などの体の大きさ
・学校のテストの点数
・クラスでの順位
・偏差値による大学のランキング
・就活での企業の格付け
・社会に出てからの年収や役職の比較…
まるで他者との比較こそが自分の価値を測る唯一の物差しであるかのように教育され、社会生活を送っています。
テストの順位、かけっこの速さ、通知表の評価。
私たちの教育は常に「集団の中での自分の位置」を意識させるものでした。
大人になれば、比べる対象はさらに増えていきます。
学歴、会社、役職、年収、資産、住んでいる場所、子どもの進学先…。
SNSを開けば、きらびやかな他人の人生が目に飛び込んできます。
▼相対評価の先に幸せはあるのか
他者との比較によって、確かに一時的な優越感を得ることはあるかもしれません。
「あの人より上だ」「この分野では自分の方が勝っている」
そんな思いが自己肯定感を高めてくれることもあるでしょう。
しかし、その先に本当の幸せは待っているのでしょうか🤔
現実は残酷です。
どんな分野においても、上には上がいます。
身長でも、年収でも、学歴でも、資産でも…
必ず自分より上の人が存在します。
相対評価の世界では、常に誰かと比較し続けなければならず、
永続的な満足感を得ることは極めて困難です。
むしろ、不安や焦り、嫉妬といった負の感情に支配されやすくなってしまいます。
際限のない比較競争の先に、
私達の望む幸せは待っているのでしょうか?
子どもの私立受験やタワマンとかもそうですよね🤔
▼今こそ必要な「絶対評価」という視点
現代って、SNSもあるから
容易に比較も出来てしまいます。
そして、自己肯定感・自己効力感が低い人が多いです。
こんな時代だからこそ、私たちが意識して持つべきなのは
「絶対評価」の視点ではないでしょうか。
絶対評価とは、他人という不確かな基準ではなく、
「過去の自分」を基準に今の自分を評価すること。
他者ではなく、過去の自分と比較する。
昨日の自分や1か月前の自分、去年の自分より
成長できているかどうかを判断軸にする。
これこそが真の絶対評価です。
自分軸で自分を評価し、成長を実感する。
普遍の絶対評価を持ち続けることが重要なのです。
自分軸で判断するということ、
自分軸で自分をどう評価するかが大切なのです。
▼自分との戦い
私は毎日トレーニングをしていますが、
別に誰かと比べることはありません。
これは文字通り「自分との戦い」⚔️
1か月前より楽に走れるようになったか?
去年よりも心と体は健康になったか?
毎日続けられるか?
私の判断軸は、常にここにあります。
これが絶対評価です。
他人との比較から解放されると、純粋に自分の成長だけを喜べるようになります。
できなかったことができるようになる達成感は、
何物にも代えがたい喜びです。
これこそが、絶対評価がもたらしてくれる、
真の自己肯定感です。
▼現実との向き合い方
もちろん、相対評価を完全に排除することは現実的ではありません。
社会で生きている以上、ある程度の比較や競争は避けられません。
私たちは、相対評価の呪縛から👻
完全に解放されることは難しいのかもしれません。
それでも、相対評価に完全に支配されるのではなく、
軸足を絶対評価にしっかりと置き続けることが大切です。
自分なりの価値観と判断基準を持っておく。
これができる人は、そう多くはありません。
出典元:僕のヒーローアカデミア
出版社:集英社
著者名:堀越 耕平
だってみんな、人と比べるように教育を受けてきていますし、
人と比べることで自分が優位に立ったり、
もしくは落ち込んだりすることが多いからです。
▼というわけで
絶対評価を意識することは、自分自身を大切にすることでもあります。
他人の価値観や期待に振り回されず、
自分が何を大切にしたいのか、
どう成長したいのかを見つめる。
その過程で、自分だけの「軸」が生まれます。
この軸があれば、どんな状況でもブレずに進んでいけるはずです。
意識的に絶対評価を取り入れることで、自分らしい人生を歩めるはずです。
私自身も、子どもたちにそうした姿勢を見せられる大人でありたいと思っています。
・毎日のトレーニングも
・仕事も
・子育てにおいても
過去の自分を超えることを目標に進む。
そう言えば先日、息子が
👦「生まれ変わったら、また自分になりたい」
と言っていました。
しっかり自分を持っていて凄いなと思いました!
※ナゼか息子は自己肯定感が高い😅
昨日の自分を超えていきましょう✊
今日もありがとうございました🙇♂
また明日!
お父ちゃんでした👋
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