動物実験の終わり?薬の未来を変えるスゴい技術

動物実験の終わり?薬の未来を変えるスゴい技術 人生論

おはようございます☀
お父ちゃんです!

あなたが今朝飲んだその薬、いつも飲む薬💊
なぜ安全だと思うのでしょうか?

それは、もしかしたら
マウスやウサギが命をかけて安全性をテストしてくれたもの…
かもしれません🐰🐁

これまで、私たちの健康は動物たちの犠牲の上に成り立ってきました。
いわゆる動物実験です。

でも、その「当たり前」だった時代が、
今まさに終わろうとしていることをご存知ですか?

最近、アメリカの超エリート研究機関であるNIHが、
「これからは、動物実験が前提の研究にお金は出しません!
と、歴史的な宣言をしたのです。

👨「え、どういうこと?」
👩「動物実験って、なくなっちゃうの?」

これは、単に「動物がかわいそうだから」という感情論だけではありません。
実は、より正確で、より速く、より安く薬を作るための、
科学の大きな進歩が背景にあるんです。

▼そもそも動物実験って、悪者?(知られざる光と影)

「動物実験」と聞くと、
私たちはつい「残酷」といったイメージを抱きがちです。

でも、まずはその「光(良い面)」の側面も知っておく必要があります。

近代医学の輝かしい進歩の多くは、
動物実験の犠牲の上に成り立ってきました。

インスリンの発見は犬を使った実験がなければ、
糖尿病は「不治の病」のままでした。

ポリオワクチンの開発では、サルを使った研究のおかげで、
かつて世界中で恐れられたポリオは撲滅寸前です。

彼らの犠牲が、数え切れないほどの人の命を救ってきたのは紛れもない事実です。

しかし、そんなヒーローだった動物実験も、近年その限界が見えてきました。

一番の問題は、動物と人間の「種差」です。

つまり、
マウスと人間は、やっぱり違った
んです。

「世界中の医学研究を徹底的に比較してわかった最高のがん治療」にも
“「マウスに投与したら効いた!」を信用してはいけない”
という記述があります。

例えば…
かつて有望視されたアルツハイマー病の治療薬が、
マウスの実験では劇的な効果を示したにもかかわらず、
人間の治験では全く効果が得られず、
開発中止に追い込まれたケースは数え切れません。

実際、新薬開発の成功率は1割にも満たないと言われ、
その失敗の多くが、この「動物と人間のズレ」に起因します。

莫大な時間とお金をかけても、9割以上はムダになってしまう…。
科学的にも、経済的にも、非効率な状況が続いていました。

薬を創るのって大変!

▼新時代のヒーロー登場!「脱・動物実験」を可能にするスゴい技術

近年、動物実験に代わる、新しい時代のヒーローが登場しました。
それが「オルガン・オン・チップ」と「AI創薬」です。

○オルガン・オン・チップ(手のひらサイズの”ミニ臓器”)

これは、半導体の技術を使って、スライドガラスほどの小さなチップに、
人間の細胞から作った「ミニチュア臓器」を再現する技術です。

まるでSF映画のように、
チップ上で小さな肺や心臓が動いている様子を想像してください。

細胞
出典元:Wyss Institute at Harvard University

何がすごいって、実際に新型コロナの治療薬開発では、
この技術を使って危険な副作用を持つ薬の候補を事前に発見し、
開発から除外することに成功したんです😲

動物ではなく人間の細胞で試すからこそ、より正確で、速い‼️

○AI創薬

これは、AIが世界中の膨大な医学論文や化合物データを猛勉強し、
まるで超難解なパズルを解くように、
新薬の候補を超スピードで探し出してくれる技術です。

まさに今どきですよね!

すでに、日本の製薬企業がAIを使い、
通常なら4年以上かかる新薬候補の探索を、
わずか1年ほどで完了させたという実績もあります。

時間とコストを劇的に削減できる、まさにゲームチェンジャー🎮️

▼じゃあ、日本はどうなの?

さて、気になる日本の状況です。

結論から言うと、日本は
「分野によって差があり、特に医薬品の分野では世界から遅れている」
のが現状です。

化粧品については、EUの規制強化や市民の声を受け、
資生堂などが早くから動物実験をやめるなど、業界の努力もあって進んでいます。

しかし、命に直結する医薬品では、話が別です。

なぜ転換が遅れているのか?

壁①:まだ完璧じゃない「技術のハードル」

現在の代替法では、妊娠中の胎児への影響など、
全身に及ぶ複雑な評価が難しいという課題がまだ残っています。

壁②:動かない「お役所のルール」

これが最大の壁です。

いくら企業が優れた代替法を開発しても、
規制当局が「その方法でOK」と認めない限り使えません。

アメリカが「法律を変えて国をあげてやろうぜ!」とトップダウンで進むのに対し、
日本は「現場のがんばり待ち」という構造的な差があるんです。

壁③:過去の悲劇が残した「慎重すぎる心」

日本には、サリドマイド事件など、
過去に悲劇的な薬害事件が起きた歴史があります。

その教訓から、「万に一つのリスクも見逃してはならない」という意識が非常に強く、
実績のない新しい方法への転換に慎重になりがちな文化が根付いているんです。

▼未来はどうなる?

いろいろな壁はありますが、
この「脱・動物実験」の流れは、もはや世界的に止められません。

長期的には、日本も必ずこの変化の波に乗ることになるでしょう。
この変化は、私たちの生活に素晴らしいメリットをもたらしてくれます。

・10年後、薬局で「あなただけの薬」が手に入るかも

病院で血液を少し採るだけで、
あなたの細胞から「あなた専用のミニチュア臓器チップ」が作られ、
最も安全で効果的な薬をAIが教えてくれる…

そんな究極のオーダーメイド医療が、もう夢物語ではありません。

・難病の新薬開発がスピードアップ!

これまで治療法がなかった難病や、
個人差の大きいがん治療の研究が飛躍的に進み、
多くの患者さんを救う新薬が、もっと早く世に出るようになると期待されています。

▼一番は飲まないこと

最後に、ちょっとだけ大切なお話を…

動物実験に頼らない新しい薬の未来、
素晴らしい技術の登場はとても嬉しいことです!

でも実は、最も理想的なのは
そもそも薬を飲まないことです。

日本は国民皆保険制度のおかげで、
誰もが簡単に医療を受けられ、薬も手に入りやすくなっています。

それ自体は素晴らしいことですが、
時には
「とりあえず病院」
「まだ家にあるけど、安いからもらっとこう」
「とりあえず薬飲んどけばいい」
と、安易に医療・薬に頼りすぎる風潮を生むこともあります。

先日もテレビのインタビューで、こんな声を耳にしました。  
「安いから、とりあえずもらっておく」

これは少し考え直したいですよね🤔

薬は本来、「どうしても必要な時だけ飲む」もの。

近年、風邪薬など市販薬に似た薬は今後、
保険適用外になるかもしれないと言われていますが、
個人的には大賛成です。

もちろん、薬が絶対に必要な方もたくさんいらっしゃいます。
そこにはしっかりとした配慮が必要です。

でも、基本は「薬で症状を抑える」のではなく、
「そもそも薬を必要としない体づくり」や「病気にならないための生活習慣」
が何より大切です。

健康管理は、薬ではなく、あなた自身が行うこと‼️

動物実験について、新薬についてはコントロール不可だけど、
自分の健康管理はコントロールできます✊

自分のコントロール出来ることに集中しましょう!

━━━━━━━━━━━━━━

本日のコメントテーマ
健康を保つために意識していること
です。

やっぱり健康が一番!すべての土台!

皆さんは健康を保つために、
どんなことを意識し、どんなことをしていますか?

私はご存知のように、色々していますよ😊

今日もありがとうございました🙇‍♂
また明日!
お父ちゃんでした👋 

コメント

タイトルとURLをコピーしました