おはようございます☀
お父ちゃんです!
先日、NetflixのドラマTHE・DAYSを観ました。
福島第一原発事故の事実をもとに作られた作品です。

観終えた後、しばらく言葉が出ませんでした。
それは、単なる過去の出来事じゃない。
今も続く”現実”なのだと、改めて突きつけられたからです。
▼ あの日、私たちは何も知らなかった
2011年3月11日。
私は仕事の昼休みに仮眠を取っていました。
近くのコンビニでタバコを買った時、店主がこう言いました。
👨🏻🦰「東北で、すごい地震があったみたいだよ」
※当時は喫煙者でした🚬
※禁煙して7年
仕事場に戻ってテレビをつけた。
目の前には、映画で見るような津波の映像が流れていました。
正直に言えば、揺れを感じなかったこともあり、
どこか他人事のように思っていました。
いや。今でもどこか他人事のように思っているところがある。
でも、このドラマを観て改めて思いました…
あれは、歴史的な大災害だったのだと。
そして、それは今もなお終わっていない!
▼ 「正解がない」中での判断の難しさ
原発事故が起きたとき、誰もその規模や影響を予想していませんでした。
政治家も、東電社員も、現場の作業員も
そして、その時の対応はみんな手探りだったのではないでしょうか?
だって、かつて誰も経験したことのないことが起こったのだから…
それでもあの頃、SNSやメディアでは
👨「〇〇が悪い」
👩「何をやってるんだ」
と責める声が多かった。
けれど本当に大切なのは、「Think clearly」に書かれているように、
『「正解が分からない中で、どう動いたか」』
ではないでしょうか🤔
当時、誰も経験したことのない大災害。
想像していなかった二次被害。
みんなその中で必死にどうにかしようとしていました。
海水注入だって、今になってはあまり意味がなかったとなっていますが、
当時はそれがベストの選択だったのではないでしょうか🤔
現代人が抱える問題点は、情報の過多はもちろん…
意見の過多…
というか、「すぐに答えを求めすぎ」なのではないでしょうか?
分からないことを「分からない」と言える勇気。
これ結構大事だと思いませんか?🤔
▼ あとになって分かる”正しさ”もある
たとえば、群馬県の八ッ場(やんば)ダム。
かつては「ムダな公共事業」として世論に叩かれました。
だけど、2019年の大雨の際、
首都圏を洪水から守ったのは、その八ッ場ダムだった。
また1988年に行われたふるさと創生事業。
そこである自治体が国から配られた1億円を金の延べ棒に変えました。
当時、その使い方に賛否両論あったようですが、
金塊展示施設にはその後370万人以上の観光客が訪れ、
町の観光振興や知名度向上に一定の効果があったそうですし、
金の価格は今や数倍の価値になっています。
後になって、振り返ってわかることもあります。
というか、そういったことの方が多いのではないでしょうか🙄
当時批判された判断が、
“時間の経過”と”状況の変化”で評価が変わることは、現実としてあります。
だからこそ、私は思うんです。
何もかも、すぐに判断しなくていいのではないでしょうか?
▼ 「NO」と言える優しさを大切にしたい
このことは、日常生活の人間関係にも言えます。
たとえば、飲み会の誘い。
本当は行きたくないのに曖昧に返事をする。
でもそれって、NOなのにYESのように扱われてしまう。
そして、声が大きい人に押し通されてしまう。
そして、行かざるを得なくなる。
ハッキリと態度を示せるならいいけど、
上司や先輩にそんな事言われると断りづらいですよね😖
小児精神科医・脳神経科学者であり、ハーバード大学医学部准教授
マサチューセッツ総合病院小児うつ病センター長を務める
内田舞さんの著書「ソーシャルジャスティス」にも
☑️ 相手が誰であれ、「NO」と言っていい!
☑️ 自分の身体や意思は自分のものだし、相手の身体や意思は相手のもの
と書いていました。
日本では、「NO」をはっきり言うのが苦手な文化があります。
結構曖昧にすることが多いですよね?
でも、ハッキリとNOと言っていいし、
それを言えない人もいるから、言えない人の気持ちを尊重すべきだと思います。
☑️ YESでもNOでも「言わない」でも、その人の選択として認め合える
☑️ グレーな状態を受け止める心の余裕を持つ
☑️ 白か黒かだけじゃない、多様性を大切にする
そんな空気が、もっと広がればいいなと思います。
▼ 「わからない」と言える強さ
「反応しない練習」には、
☑️ 人が悩む理由の一つ「判断しすぎる心」
☑️ 人が「判断」したがるのは、わかった気になれる気持ち良さと、自分は正しい(承認欲)と思える快楽があるから
と書かれています。
この承認欲求は大きいのかなと…
でも、分からないものは分からない。
答えが出ないことには、「わからない」と言ってもいい。
「保留」という態度も、選択肢のひとつです。
とはいえ、これって実はすごく勇気のいることですよね。
「わからない」と言うことで、相手に頼りない印象を与えてしまうかもしれない。
何も答えないと「ハッキリしろ」と言われてしまう。
でも、嫌々参加するよりもよっぽど誠実だと思います。
▼ 対話を大切にしたい理由
自分の意見を持つことも大事だけど、
それ以上に、他人の意見を尊重することが大事だと思います。
正解の押しつけではなく、”対話”を。
YESでもNOでもない、グレーな状態を受け止める。
相手を打ち負かすための議論じゃなくて、
一緒により良い答えを見つけるための対話。
そんな姿勢を大切にしたいですよね。
▼というわけで
今すぐの正解が、いつも正解とは限りません。
八ッ場ダムや金の延べ棒の例のように、
後になってわかることもあります。
だけど、”今”はわからないから、
その時その時で判断していくしかありません。
すぐに「こうだ!」と言えればいいし、
それが正解だったらいいんだけど、そんな単純じゃないですよね。
焦らずに判断する。
「わからない」「保留」という態度も意思表明の一つ。
THE・DAYSを観て、そんなことを考えました。
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本日のコメントテーマは
【あなたはNOを言えますか?】
です。
何だか「NO」って言いにくいですよね💦
嫌われたら…次声かけてもらえなかったら…
とか考えてしまいますよね😖
ちなみに、私は地元の友人からの誘いに「NO」を言い続けた結果、
飲み会の誘いがなくなりました🤣
皆さんは「NO」を表明できますか?
今日もありがとうございました🙇♂
また明日!
お父ちゃんでした👋
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