若者のテレビ離れは本当なのか?テレビは本当にオワコンなのか?

若者のテレビ離れは本当なのか?テレビは本当にオワコンなのか? 経営論

おはようございます☀

息子の同級生にそっくりな双子がいます👭

息子に
👨「どっちかわかるん?」
👦「わかるよ!」
👨「どうやって判別してるの?」
👦「名札📛」

👨👩「名札かい👊」
と思わず夫婦でツッコミ、大爆笑したお父ちゃんです!

そんなこんなで本題です💁🏻‍♂️

「若者がテレビ離れしている」

よく耳にしますよね?
でも、これって本当なのでしょうか?

私はあるきっかけでこの話に疑問を持ち調べてみました👨‍💻
すると、これが思っていたのとちょっと違っていたんです😳

今日は「テレビ業界の変化」についてお話していきます。

▼「若者のテレビ離れ」は本当?

「最近の若い人はテレビを見ない」
こんな話、よく聞きます。

私もまったく見ません。
ニュースもスポーツもまったく見ません🙅

NetflixやアマプラもPCで見ます💻️

私も自分のこともあり、
👨「最近の人はテレビを見ない」
と決めつけていました。

でも調べてみると、どうやら話はそう単純じゃないみたいなんです。

確かに若い人たちのリアルタイムでのテレビ視聴時間は減っています。
これは事実です📺

とはいえ、ここで大事なのは「なぜ減ったのか?」ということです。

☑️ テレビ番組そのものが嫌いになった?
☑️ それとも、見る「方法」が変わった?

実は、答えは後者だったんです。

▼見方が変わっただけでした

今の若い人たちは、TVerという無料アプリでテレビ番組を見ているんです。

TVerってご存知でしょうか?

「見逃し配信はTVerで!」のTVerです。
テレビで放送された番組を、後から好きな時間に見ることができる
見逃し配信アプリです📱

このTVerの利用者数、
なんと!!3,500万人を超えているそうです。
すごい数ですよね!

つまり、若い人たちは「テレビ番組を見なくなった」のではなく、
「好きな時間に観るようになった」だけだったんです。

総務省情報通信政策研究所が毎年行っている
「情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」(令和4年度)によると、

平日のリアルタイムテレビ視聴時間は減少傾向にあり、
20代では1時間を切っています…
(ちなみにスマホは3時間以上)

しかし、この同じ調査で「テレビ番組の視聴に際して、過去1週間に放送された番組を視聴できる無料の動画配信サービス(見逃し配信)を利用したか」という質問に対し、
10代→ 49.3%
20代→ 53.0%
が「利用した」と回答。

これは、若者が「放送時間」に縛られないだけで、
「テレビ局が制作したコンテンツ」からは離れていないということです。

つまり実は、見ているコンテンツは同じなんです😊

実際に、ある調査では10代〜20代の若者が好きなテレビ番組は、
1位「バラエティ」、2位「アニメ」、3位「国内ドラマ」
でした。

私達の時代、そして、これまでと変わらないですよね?

▼固定観念って怖いなと思いました

この話を知って、私が一番感じたのは
固定観念って怖いなということです。

“「若者のテレビ離れ」という言葉に引っ張られて、真実を見落としていた“んですね。

「決めつけ」や「思い込み」が、
物事の本質を見えなくしてしまいます🙈

私たちは普段から、色んなことを「こうに違いない」と思い込んでいるかもしれません。

でも一度立ち止まって、「本当にそうなのかな?」と疑ってみる
そして、それについて調べてみることが大切だなと思いました🤔

▼広告の世界でも変化が起きています

話は戻って…

面白いのは、広告の世界でも同じようなことが起きていることです。

地上波のCMの広告費はどうかというと…
前年比96.8%
横ばい、もしくは微減なんですね。

“ネットがテレビの広告費を抜いた”のは、
ネットの広告費が物凄く伸びているからで、
テレビの広告費が減っているわけではないんです。

テレビの広告を侮ってはいけない!

そして、TVerなどのネット上でのテレビ番組広告費は、
なんと前年比2.2倍だとか💥💥

そして、もう一つ面白い調査が…

テレビだと、CMになるとチャンネルを変えたり、
録画でもスキップしたりしますよね?

TVerの広告はスキップ不可であるため、
視聴完了率が極めて高く、広告主から高い評価を得ているんです。

つまり、広告費は「テレビ」という大きな括りから流出しているのではなく、
「地上波」という旧来のプラットフォームから、
「コネクテッドTV」という新しいプラットフォームへ戦略的にシフトしているんです。

YouTubeやインスタ、TikTokなどのショートで興味を持たせて、TVerで観てもらう
この流れが出来ているんですね!

テレビ業界も、ちゃんと変化してる!

▼意味のある広告を!

これまでテレビCMは「効果測定が難しい」という認識が一般的でした。

しかし、近年ではこの「常識」が過去のものになりつつあり、
テレビ局も広告媒体としての価値を高めるために進化を続けています。

その中心にあるのが「運用型TVCM」という新しい手法です。

運用型TVCMとは…
従来のテレビCMでは難しかった効果測定を
デジタルマーケティングの手法を応用することで可能にした、
新しい広告運用の仕組みです。

・デジタルマーケティング手法の応用
Web広告のように効果をデータで明確に可視化・分析し、費用対効果を最大化することを目指す。

・CMのABテスト
複数のCMパターンを放映して効果を比較検証したり、
放送エリアやクリエイティブのABテストを行ったりすることが可能に。

・高度な効果測定と可視化
CM放映後のウェブサイトアクセス数や商品購入への貢献度などをデータで測定し、
効果を具体的に把握できるようになった。

・費用対効果の向上
効果を細かく分析しながらCMを放送することで、
広告主はより費用対効果の高いCM出稿が可能になる。

・「運用型アセット」への進化
テレビCMが、もはや一方的にメッセージを届けるだけのマスマーケティングではなく、
データに基づいてPDCA(計画・実行・評価・改善)を回す「運用型アセット」へと進化。

・ネットとの連携
テレビ局がネットとテレビを掛け合わせることで、
広告媒体としての価値をさらに高めようとする取り組み。

▼つまり、どういうこと?

・戦略的に広告を打てるようになった
・広告の効果が可視化された
・テレビのコンテンツ力は侮れない

と言ったところです。

とはいえ、テレビ局の上層部は依然としてネットに対する理解が十分とは言えません。
その一つがアーカイブ配信などの充実度。
それを考えると、TVerにはまだまだ伸びしろがありますね

さて、この話って私たちの仕事でも参考になる話です。

私達は、感覚で判断しがちです。
実際に、私もテレビはオワコンだと思っていました。
だけど、調べてみると全然そんなことはないんですね!

・見極める力
・疑問を持つ力
・調べる力
が、今後もっと必要になってきますね✊

実は、テレビ離れは進んでいなかったと!
そして、テレビのコンテンツ力はめちゃくちゃ強いと…

ちゃんと調べないと、真実は知れませんね!

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本日のコメントテーマは
最近「あれ?思っていたのと違った」と感じたこと
です。

皆さんも「当たり前だと思っていたことが、実は違っていた」という経験はありませんか?

もしあれば、ぜひ教えてください!
まずは気付くことですね💡

今日もありがとうございました🙇‍♂
また明日!
お父ちゃんでした👋

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