これからの商売の話をしよう

これからの商売の話をしよう 経営論

おはようございます☀

昨日家族で映画に行ったら…🎥
クライマックス直前で娘たちが
代わる代わるトイレに行くというので連れて行ったら
結末を見逃したお父ちゃんです😅
(おしりたんていを観に行ったよ🍑)

今日も頑張るあなたの
背中を押す・成長に繋がる
魂の一本をお届けします!

今日のテーマは
【これからの商売の話をしよう】
です。

▼対馬の海に沈む

窪田新之助さんの『対馬の海に沈む』という本を読みました。

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読み終わったあと、胸の奥がずっしりと重くなった。

物語を通じて明らかになったのは、
農協(JA)という大きな組織が抱える…

JAに限らず、保険販売やその他の企業が採用している
「ノルマ至上主義の闇」でした。

そして、ノルマ至上主義の末に
一人の営業マンが命を落とした事実です。

一人の営業マンに背負わされたすべての罪、
果たして本当に彼だけの仕業だったのでしょうか?

一人でやるには、あまりにも額が大き過ぎます。

そして、彼の周りにいた職員、
さらには地域の住民たちも、
実は彼の不正に気づいていたのではないでしょうか🤔

気づいていながら、
自分たちにも利益や恩恵があったために
黙認していたのではないだろうか。

「罪を犯したのは彼だけだ」と切り捨てるのは簡単ですが、
その裏側には、彼を黙って後押ししていた
「空気」や「仕組み」があったはずです。

▼保険の本質と企業の倫理

保険は本来、相互扶助の仕組みです。
困ったときに互いが助け合う、それが保険の原点のはず!

しかし、現状の保険会社の多くは、
売上や利益を優先して考え、
時に必要のない商品まで作り、それを積極的に売っています。

最終的に契約するのはもちろん本人の意思ですが、
本当にそれは倫理的に正しい行為だと言えるのでしょうか🤔

▼ノルマという名の「働かされるマインド」

私はずっと自営業なのでノルマなどはありません。

目標や指標を掲げることはあるが、
それはあくまでお客様に喜んでいただいた結果
ついてくるものだと考えています。

しかし、独立前に働いていた院では、
「このノルマを達成したら歩合を出す」という制度がありました。

その時の心境を正直に話すと…
患者様のことより
「その数字(リピート率や自費の額)をどうやって達成するか」
しか考えていませんでした。

こういうことなのでしょう…。

自分で考えることを放棄し、
ただ会社や上司が決めた数字に追われる

――これが「従業員マインド」なのではないでしょうか。

もちろん、数字が全く不要だとは思いません。
目標としての指標は必要です。

しかし、その数字がいつしか「目的」
になってしまったとき、商売は歪みます。

とくに「売上=成果」とされる現場では、
お客様のためではなく、
・自分の評価のため
・会社のため
に必要でない商品まで無理やり売ることになってしまいます。

▼社員ではなく、「会社自体」が変わらなければいけない

今回の事件で責められるべきは、もちろん不正を働いた本人です。
でも、それだけで片づけてしまっていいのでしょうか?

社員は、会社の評価制度やルールに従わざるを得ません。
家族を食べさせていかないといけないし、
自分の夢や目標だってあるでしょう!

会社が「数字がすべて」と定めてしまえば、
社員はそれに従って生きていくしかありませn。

評価されなければ生活が成り立ちません。

だから、不正に手を染めてしまった社員だけを責めても、
本当の問題は見えてきません。

社員もまた、生きるために必死なんです。
会社そのものが、社会全体が変わらなければ、
同じ問題が何度でも繰り返されてしまいます。

これは「個人の責任」だけで片付ける問題ではありません。

☑️会社の文化
☑️評価制度
☑️価値観
そのものを問い直すべき問題です。

▼営業とは「売ること」ではなく「導くこと」

本当に優れた営業マンとは、
自社の商品を押し売りする人ではありません。

お客様の悩みを引き出し、
本当に合ったものを提案できる人です。

たとえそれが、ライバル企業の商品だったとしても
お客様にとって本当に良いものならそれを提案できる人です。

👨「これはウチの商品じゃないけど、
  あなたにはこちらのほうが合っていると思いますよ」

まずは「相手の幸せを優先できる人」

そういう人こそが長期的に見れば、
本当に商売がうまくいくのだと思います。

▼数字では測れない「信頼」という価値

ノルマ至上主義なんてまさにそうで…
短期的な数字にばかり目が向いているのではないでしょうか🤔

でも、商売の本質はむしろ
「長期的な信頼関係」の構築にあります。

LTV(顧客生涯価値)
顧客が自社との取引を開始してから終了するまでの間に、
どれだけの利益をもたらすかを表す指標です。

長期的な信頼関係を構築できれば、
これが高くなります。

短期的な数字ばかり追っていると、
LTVは低くなりがちです。
新規、新規になっちゃいますもんね💦

売上がすぐに伸びなくても、顧客と誠実に向き合い、
信頼を積み重ねている人が、やがて大きな仕事を任されていきます。

にもかかわらず、短期的な数字だけで評価される世界では、
このような「未来の種まき」をしている人は評価されにくいんです。

売上より利益だし…
でも、それだけではないのではないでしょうか。

▼拒否と離脱

・自分に嘘をついてまで
・人を騙してまで
・誰かが損をさせてまで
しないといけない仕事なんてあっていいのでしょうか?

組織に属していると、組織に従わないといけないんだけど…
でも、違うと思ったら「違う!」と言うとか、
離れてもいいと思うんです。

だって、それで多くの社員が離れていったら
組織も変わらざるを得ないですよね💦

やっぱり企業にとって、組織にとって、国にとって
一番の財産はなのですから!

拒否と離脱

商売は本来、人と人との信頼関係の上に成り立つものです。

商売だけではありません🙅
人間関係が、信頼関係の上に成り立つものです。

一時的な数字に追われるのではなく、
その人の人生をより良い方向へ導ける仕事をする。

そういう働き方をする人が増える社会になっていけばいいですよね。

これは綺麗事でしょうか?
甘い考えなのでしょうか?

みんなでこれからの商売の話をしませんか?

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本日のコメントテーマは
今日の投稿の感想
です。

今日紹介した本はノンフィクションです。
ここに書かれていることは、
当該JA、JA全体だけの問題ではなく
日本社会全体の問題だと思います。

大きくなっていないだけで、
こんな問題は至るところにあると思います。

コメントテーマの他に
☑️挨拶
☑️今日の気付き
☑️日常コメント
☑️行動宣言
☑️成果報告
などなどお待ちしております😄

コメントにこそ!アウトプットにこそ!!
意味があります。

せっかくここまで読んでくださったのだから
一言だけでも、挨拶だけでも残していってください😊

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました🙇‍♂
今日も昨日の自分より一歩成長しましょう👣

お父ちゃんでした👋

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