おはようございます☀
お父ちゃんです!
先日、Googleが新製品を発表しました。

Appleは9/10にあるようです📱

ところで皆さんは、スマホやPCなど、最新のものを使いたい派ですか?
私は、使いたい派です🫣
ソフトバンクの孫正義社長といえば、テクノロジー業界の最前線を走り続ける経営者として知られています。
日本で初めてiPhoneを発売したのも、ソフトバンクですよね!
しかし、意外なことに、彼は最新のスマートフォンを使っていません。
その理由には、経営者として学ぶべき深い洞察が隠されています。
▼孫社長の「暗黙のルール」
ソフトバンクでは、新サービスを開始する前に、孫社長自らがアプリの出来栄えをチェックしていたそうです。
この確認作業には、いくつかの厳格な「暗黙のルール」がありました。
○ルール1:必ず実機で確認する
スライドや紙の資料ではなく、必ず実際のスマートフォンで確認することが義務付けられていました。
これは、ユーザーが実際に体験する環境と同じ条件で判断するためです。
○ルール2:最新機種ではなく「普及機種」を使う
そして最も重要なのが、「最新の機種」ではなく
『その時点で最も普及している機種』で確認することでした。
現場の担当者としては、最新機種の美しい画面で見てもらいたいと思うのが当然です。
しかし、孫社長の判断基準は明確でした。
「一般の人で、最新機種のスマートフォンを使っている人は決して多数派ではない」
ということです。
▼徹底したユーザー目線の追求
孫社長は常に「最も多くの利用者と同じ環境」で確認することを徹底していました。
これは単なる確認作業を超えた、経営哲学の表れでもありました。
孫社長の配慮は、使用する言葉にまで及んでいました。
「”ダウンロード”という言葉はわからない人がいるかもしれないので、他の言葉に置き換えるように」
この背景には、孫社長独自の顧客心理に対する深い理解がありました。
「人は頭に“?”がわいた瞬間に、購入しようという気持ちがなくなる」
私たちは業界にいると、つい専門用語を使いがちになります。
私がいる医療業界でも、ついつい専門用語を言いがちです。
👨「〇〇筋が…」「自律神経が…」
などなど
他にも、折りたたみスマホのことを「Fold」と呼びますが、
一般の消費者のどれくらいが「Fold=折りたたみ」と理解しているでしょうか?
顧客の頭の中に「?」が浮かんだ瞬間、その商品は買われなくなる。
だからこそ、最も多くの利用者に寄り添った言葉選びが重要。
孫さん、さすがです🙇♂
▼他の経営者も実践する「自分でやる」哲学
この「自分でやる」という姿勢は、孫社長だけでなく、他の成功した経営者にも共通して見られる特徴です。
セブン-イレブン中興の祖・鈴木敏文氏は、新商品をすべて自分で試食したそうです。
部下に任せることもできたはずですが、最終的な判断は自分の舌で確かめていたのです。
伊藤忠商事の岡藤会長は、会食の手土産を自分で選んでいたそうです。
「やっといて」と部下に任せることもできるはずなのに、細かいところまで自分でやり切る姿勢を貫いていました。
▼経営者が学ぶべき教訓
では、これらから何を学べるのか?
私はこの3つだと思います。
1.徹底したユーザー目線
最新の技術や環境ではなく、実際の顧客が使っている環境に自分を置く。
口にするものなら、実際に自分も食べてみる。
そうすることで、真のユーザー体験を理解できます。
2.専門用語を排除する習慣
業界の常識にとらわれず、一般の人の視点で物事を見直す習慣が重要です。
顧客に「?」を抱かせない言葉選びが、ビジネス成功の鍵となります。
これは誰もが気をつけないといけませんね。
お客様を置き去りにしていませんか?
3.「肝」となる部分は自分でやる
効率性を追求するあまり、重要な判断を他人に委ねてしまいがちです。
だけど、事業の成否を分ける「肝」となる部分は、トップ自らが行うべきです。
▼ということで
孫正義社長が最新のスマートフォンを使わない理由は、単なる個人の好みではありません。
それは、『徹底的にユーザー目線に立つ』という経営哲学の表れでした。
ついつい忘れがちですが、ユーザーを置き去りにしてはいけません。
・顧客の頭に「?」を浮かばせない配慮
・事業の核心部分は自分自身で確認するという姿勢
これらは、すべての経営者が学ぶべき重要な教訓です。
一流経営者には、一流たる所以がありました!
学び、真似していきましょう✊️
今日もありがとうございました🙇♂
また明日!
お父ちゃんでした👋
コメント