トランプに学ぶ交渉術〜彼は本当にメチャクチャなのか?〜

トランプに学ぶ交渉術〜彼は本当にメチャクチャなのか?〜 経営論

おはようございます☀
お父ちゃんです!

トランプ大統領🇺🇸
皆さんの目にはどう写っているでしょうか?

確かに「めちゃくちゃ」に見えることが多い💦

でも、ちょっと待ってください🖐️
その見方、一方的なものじゃないでしょうか?

今日は、あの「めちゃくちゃ」に見える行動の裏側を
読み解いていきたいと思います。

先日、
教養とは、色んな視点から物事を見れるか
というのを聞いたので頑張る✊

▼そもそも「強気」の裏には何があるのか?

例えば、貿易関税について。
トランプ氏は衝動的に行動していると思いますか?

それは、本人にしかわからないけど…

自国のことしか考えていないようにも見えるし、
衝動的に見えるかもしれないけど、けど!!!

そうではないかもしれません。

考えてみてください。
誰が、歴史に汚名を残す大統領になりたいでしょうか?

特にトランプ氏は、一度敗北を経験し、
一期空けての返り咲いた異例の経歴を持ちます。

返り咲いた大統領は、過去に二人しかいないんです🇺🇸

「なぜトランプ氏はこんなにも強硬姿勢を取り続けるのか?」
という本質を見る必要があります。

この過剰なまでの強気な姿勢は、
「不安の裏返し」とも言えるのかなと…🤔

人って、誰もがキャラを演じているじゃないですか?

それと同じで、トランプ氏も、
常に強気な姿勢を演出し続けているのかなと。

▼「最強の武器」は不安から生まれる

この心理状態から、彼独特の交渉術が生まれています。

☑️ 極端な要求で主導権を握る(アンカー効果)
☑️ 予測不可能性
☑️ デッドラインという名の強制力を使う

アンカー効果は、よく使われますが、
最初に相手が到底受け入れられない要求を突きつける。

日本からの全輸入品に対して一律25%の追加関税を課すと通告する。
おそらく、参院選が終わってからの10日間で
集中して交渉が行われるのでしょうが、
このやり方だと、明らかにアメリカが優位に立ちますよね。

別の例でいうと…
私が、一人旅に行きたくて家族に交渉する場合…
まず、
👨「俺は一週間海外へ旅に行く!」
とちょっと強めに要求します。

👩「それはちょっと…」
となったところで

👨「国内一泊二日でいい?」
と交渉したらどうでしょうか?

最初の海外一週間からの落差があるから、
👩「国内一泊二日ならいいか…」
となる確率が高くなりますよね?

これは頭が良い戦略ではありますし、よく使われる手法ですが、
同時に危険でもあります⚠️

▼世界が変わった!多極化のプレッシャー

でも、そもそもなぜこんな強硬策を取るのか?

それは、世界の構造が根本的に変わったからです。

もはや米国一極ではなく、BRICS諸国などが台頭する「多極化」の時代。
ドルの基軸通貨としての地位も、「脱ドル化」の動きで揺らいでいます。

アメリカの覇権が相対的に揺らいでいるんですね💥

この事実を、トランプ氏自身が誰よりも痛感しているのではないでしょうか?
そして、焦っているのかなと…🤔

だからこそ、彼はアメリカが今なお圧倒的な優位性を持つ
「経済力」という最後の強力なカードを、最大限に活用しようとしているんです。

「なんだかんだ言っても、まだアメリカの経済力は世界一だ」

これは、揺らぐ覇権の中で「強いアメリカを取り戻した偉大な大統領」として
歴史に名を刻むための、彼にとって最も現実的で効果的な戦略なのです。

▼諸刃の剣

貿易交渉については、日本とだけしているわけではありません。
18カ国と交渉していて、現在合意に至ったのは、
イギリス🇬🇧、ベトナム🇻🇳、インドネシア🇮🇩の三カ国。

これらすべての国で、トランプ政権復帰前の水準よりも高い関税…
つまりアメリカが圧倒的に優位となっています。

しっかり結果も出ている!

だけど‼️この手法には大きなリスクもあります。

トランプ氏のカオス戦略は短期的には
交渉の主導権を握るかもしれません。

が、過度な強硬姿勢は同盟国との信頼関係を根底から損なう可能性があります。

これが一番のリスクです。

関税は米国内の物価を押し上げ、消費者に負担を強いるだけでなく、
同盟国に「米国はもはや信頼できるパートナーではない」という疑念を抱かせます。

強気な態度を取っておいて、交渉でその姿勢を和らげる。

👨「あ〜。交渉したらいいんだ」
👩「ふ〜ん。そんなやり方してくるんだ」
と思われる可能性もありますよね。

その結果、各国が米国を介さない独自の連携を模索し、
「脱アメリカ」の流れを加速させてしまうかもしれません。

▼日本の針路:したたかな戦略的自律性

では、私達日本はどうすればいいのか?

日米同盟が日本の外交・安全保障の基軸であることは揺るぎません。

でも、その上で、私達はトランプ氏の心理や戦略を冷静に理解し、
よりしたたかな外交を展開する必要があります。

その核となるのが「経済再建」だと思います。

経済力は、あらゆる国力の基盤となります。

☑️ 外交力の基盤
☑️ 技術力の基盤  
☑️ 安全保障の基盤

経済的に強い日本であってこそ、国際社会における影響力を持ち、
他国との交渉においても対等な立場で渡り合うことが出来ます。

かつて、敗戦で焼け野原から復活した日本は、
「驚異的な復活」「奇跡の復興」とも言われ、
アジア諸国や発展途上国からも模範とされました。

交渉力を支える強固な経済基盤を築き上げる。

結局はここかなと!

トランプ氏との厳しい交渉🤝
参院選の結果も踏まえて、今後どうなるか注視していきたいと思います👀
ちなみに、昨日のニュースでは25%のままになると言ってます。

reuters.com

確かに不安定・不確実・複雑な時代です。
でも、私は日本にもチャンスがあると思っています。

ということで、選挙に行きましょう!!!

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本日のコメントテーマは
私が使う交渉術
 です。

皆さんも日々、交渉したりすることがあると思うのですが、
どんな交渉術を使っていますか?

コメント欄で教えて下さい!

私は、かなり前から妻の機嫌の良い時に言うようにしています🤣

今日もありがとうございました🙇‍♂
また明日!
お父ちゃんでした👋

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