おはようございます☀
お父ちゃんです!
2025年6月22日、世界を揺るがすニュースが報じられました。
アメリカによるイラン核施設への攻撃です。
「また遠い国の戦争の話か…」
と思われるかもしれません。
でも、このニュースは、回り回ってあなたの生活を直撃する💥
極めて重大な問題です。
今日は、その理由をお話しします。
▼日本の生命線「ホルムズ海峡」が、あなたの生活の火種になる
まず、「ホルムズ海峡」をご存知でしょうか?
ペルシャ湾とインド洋をつなぐ、世界で最も重要な海の関所です。
出典元:© Google
地図で見ると、とても狭い海峡なんですが、
実はここが日本の「生命線」と言われているんです。
なぜ、ここが「生命線」なのか?
☑️ 世界の石油輸送の『約2割』がここを通過
☑️ 日本が輸入する原油の『9割以上』がここを通る
つまり、日本のエネルギーは、この狭い海峡に命運を握られているんです。
今回の攻撃を受け、イランが報復としてこの海峡を封鎖したら…?
考えただけでもぞっとしますが、これは絵空事ではありません。
市場アナリストは、有事の際に原油価格が現在の1.5倍、
1バレル120ドル〜140ドルまで跳ね上がる可能性を指摘しています。
もし、毎日使うガソリンや電気の供給が不安定になったとしたら、
あなたの暮らしはどうなるでしょうか?
▼あなたの家計を「三重苦」が襲う
原油価格がこれほど高騰すると、私たちの生活はどうなるのでしょうか。
今でも上がっていますよね💦
ある経済シンクタンクの試算では…
まず、ガソリン・灯油が異常な価格になります。
ガソリン価格が1リットル200円、灯油が140円で高止まりした場合、
一世帯あたりの年間負担額は1万6000円も増加すると試算されています。
車が必須の地域にお住まいの方にとっては、死活問題ですよね😖
次に、電気・ガス料金がさらに高騰します。
火力発電の燃料である液化天然ガス(LNG)の価格も原油と連動するからです。
政府の補助金がなくなったタイミングでこの事態が起これば、
家計への負担は計り知れません。
そして最も深刻なのが、スーパーの値札が次々と変わる
「悪い物価上昇」です。
原油は、ペットボトル、食品トレー、ビニール袋、合成繊維の衣類など、
あらゆる製品の原材料でもあります。
さらに、工場を動かすエネルギー費、商品を運ぶトラックの燃料費もすべて上昇📈
つまり、食料品から日用品まで、ほぼ全てのモノが値上げされるんです。
給料は変わらないのに、支出だけが増えていく…。
今以上に・・・
▼日本経済全体が揺らぎ、あなたの雇用も無関係ではない
この問題は、個人の家計だけでは終わりません。
帝国データバンクの調査では、すでに8割以上の企業が
原油高を「マイナスの影響」と回答しています。
特に運輸業、製造業、航空業界などは、
燃料費や原材料費の高騰が経営を直接圧迫します。
企業の業績が悪化すれば、どうなるか?
賃金は上がらず、ボーナスはカット、
最悪の場合はリストラの波が押し寄せるかもしれません。
野村総合研究所は、原油価格が1バレル120ドルに達した場合、
日本の実質GDPは0.60%低下すると予測しています。
これは、日本全体の活力が失われることを意味します。
勤めている会社の業績が悪化し、自分の雇用が脅かされる…
そんな可能性について、考えたことはありますか?
「大企業だから安心」
なんて幻想ですよね!
▼希望と、克服できていない日本の「弱点」
「でも、日本はオイルショックを乗り越えたじゃないか」
その通りです。
1970年代、日本は官民一体で省エネ技術を発展させ、奇跡的な復活を遂げました。
この危機を、再生可能エネルギーへの転換や、
新たな省エネ技術革新を加速させるチャンスと捉えることもできます。
しかし、今も昔も変わらない日本の構造的な弱点があります。
それは、
『エネルギー資源の9割以上を、政情不安定な中東地域に依存し続けている』
という現実です。
日本は、
“他国に依存していたから戦争をし、他国に依存していたから敗戦した”
過去があります。
日本はこの状態を、未だに克服できていません。
というか、当時以上に依存していますよね。
▼この状況を生み出す、本当の原因とは?
では、なぜこの構造的な弱点を放置したままなのか。
その根本的な原因は、驚くほど身近な場所にあります。
それは、私たちの『政治への無関心』です。
衝撃的に低い、日本の投票率をご存知でしょうか?
☑️ 衆議院選挙(2024年):53.85%(戦後3番目の低さ)
☑️ 東京都議会議員選挙(2025年6月):47.59%
世界の議会選挙投票率ランキングで、日本は139位です。
139位!!!
これが先進国と言われる国の現実です。
有権者のほぼ半分が、自らの未来を決める権利を放棄しているということです。
専門家は、この低い投票率が「政治への諦め」を生んでいると指摘します。
そして、皮肉なことに、その「どうせ変わらない」という諦めこそが、
強固な組織票を持つ勢力を有利にし、
結果として「何も変わらない政治」を私たち自身が作り出しているのです。
(投票率が低いと、既存政党が強くなる)
政治家が国民全体ではなく
声の大きな特定の方向ばかりを向いてしまうのだとしたら、
その原因の一端は、私たち国民の無関心にあるのかもしれません。
▼私たちにできる、最も確実で、力強いこと
この現状を、指をくわえて見ているだけでいいのでしょうか。
ここまでの内容を見て
「ま、何とかなるでしょ」
と呑気なことを思う人は少ないと思います。
私たち一人ひとりの行動が、かなり重要なんです!
私たちにできること。
それは、選挙に行き、あなたの意思を「一票」に託すことです。
一見、遠回りに思えるかもしれません。
でも、今回お話しした危機への対策は、すべて「政治」が決めるんです。
☑️ エネルギー政策
☑️ 外交・安全保障
☑️ 経済政策
もちろん、一回の選挙で、一回の投票で変わらないでしょう。
だけど、興味を持つことで、
今後のニュースの見方や政治・経済に関心を持つようになるのかなと。
一つひとつの行動が、これからの日本を変えていきます。
次回、7月に参議院選挙があります。
次の選挙では、ぜひ候補者や政党の公約に目を通してみてください。
そして、こう自問してみてください。
「どの人・どの政党なら、私たちの生活を守り、未来を任せられるか?」
その真剣な一票が、遠い国の紛争からあなたの生活を守り、
この国の未来を形作る、最も確実で力強い一歩となります👣
イランとイスラエル🇮🇷🇮🇱
停戦に合意したという話でしたが、
双方とも停戦違反の応酬が続いており、
現場では依然として緊張が続いています。
今後はどうなっていくのでしょうか?
注視していきたいと思います。
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今日のコメントテーマは
【最近気になったニュース】
です。
正直、私もこれまでは政治・経済にまったく興味がありませんでした。
(投票は行っていた)
だけど、それではいけないなと思い、
最近はそういった情報も取るようにしています。
YouTubeはもちろん、AIを活用しまくっています✊
難しそうな話でも、AIがあればわかりやすくしてくれます😊
皆さんの最近気になっているニュースがあれば教えて下さい!
今日もありがとうございました🙇♂
また明日!
お父ちゃんでした👋
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