世の中ほぼグレー

世の中ほぼグレー 人生論

おはようございます☀
お父ちゃんです!

昨日お送りした前編では、『THELASTインタビュー』をきっかけに、メディアが作る「物語」と、THE ALFEEの偉業から見る「続けること」の難しさについてお話ししました。

まだの方はこちらから!
昨日の記事【The Last Interview〜藤島ジュリー景子は何を語ったのか?〜】

改めて思ったのですが…
THE ALFEEすごいですね😅
51周年って…

今回はその後編です。 

▼白と黒に分けたがる私たち、でも現実はグレー

私たちは、つい物事を白と黒に分けたがります
「善か悪か」「正しいか間違っているか」「好きか嫌いか」。

分かりやすい判断基準があると、頭の中がすっきりして安心できるからでしょう。

しかし、世の中はそんなに単純ではありません。
むしろ、グレーの部分の方が圧倒的に多いです。

漫画の一コマ
出典元:僕のヒーローアカデミア
出版社:集英社
著者名:堀越 耕平

考えてみてください。
自分自身の日常を振り返ると、
・はっきりと決められないこと
・どちらとも言えないこと
・複雑で説明しきれない感情や状況
がたくさんあるはずです。

自分のことでさえ、グレーの部分(はっきりさせないこと)が多いくせに、なぜか他人には白黒はっきりするよう求めてしまう。

今回のジャニーズの件でも、メディアは「被害者vs加害者」「正義vs悪」という単純な構図で語りがちです。

しかし実際には、
・組織の問題
・個人の心情
・業界の慣習
・ファンの想い
・経済的な影響
など、様々な要素が複雑に絡み合っているはずです。

物事ってそんな単純じゃありません。
グレーの部分もある』ということを受け入れること。

過去記事【「わからない」も立派な意思表明】

それが、物事を本当に理解するための第一歩なのかもしれません。

▼あなたも私も、社会的な「キャラ」を演じている

「画面の中の人が、本当のその人だとは思わない方がいい」

今回の本を通じて、私が改めて感じたことです。
心理学の世界では、社会的な役割に応じて見せる外的側面を「ペルソナ(仮面)」と呼びます。
私たちは皆、意識的か無意識的かに関わらず、このペルソナを使い分けて生きています。

– 職場で見せるプロフェッショナルな顔
– 家庭で見せるリラックスした顔
– 友人と過ごす時の、気のおけない顔

どれも本当の自分でありながら、その時々で求められる「キャラ」を演じているのです。

芸能人や著名人の場合、その「キャラ」が仕事に直結するため、世間が期待するイメージを演じる側面はさらに強くなるでしょう。
これは仕事をいただくためでもあるからです。

私たちが画面越しに見ているのは、その人のごく一部を切り取ったペルソナに過ぎないのかもしれません。

だからこそ、私たちはその裏側にある一人の人間の喜びや痛みに、少しだけ思いを馳せる想像力を持つことが大切なのではないでしょうか。

▼変わりゆく時代の中で、変わらない大切なこと

時代は確実に変わっています。
隆盛を誇ったジャニーズ事務所でさえ、大きな変化の時を迎えました。

その他の芸能事務所やテレビ局、芸能人なども、どんどん入れ替わっていっていますよね!

テレビ局が絶対的な力を持っていた時代は終わり、SNSの普及によって、個人が直接声を上げられる時代になりました。

YouTubeやNetflixなどの配信サービスの台頭で、かつて絶対的だった地上波テレビの影響力も大きく変わりました。
若い世代はテレビよりもスマホで動画を見る時代になっています。

時代は、少しずつ、しかし確実に変わっていきます

今回のジャニーズの件も、実際には「終わらせたくない人たち」や「新しい話題を求めるメディア」の思惑が絡んでいると感じます。
ニュースは次々と新しい話題へと移り変わり、その過程で多くの人や出来事が消費されていきます。

しかし、ただ面白おかしく消費して終わりにするのではなく、その背景にある構造的な問題や、傷ついた人々の存在に目を向けるきっかけとすべきです。

情報の洪水に流され、誰かが作った「物語」を鵜呑みにするのではなく、「本当はどうなんだろう?」と立ち止まって考える。
画面の向こうにいる人間も、自分と同じように心を持つ一人の人間であると想像する。

そんな当たり前のことが、これからの時代を生きる私たちにとって、何よりも大切なのだと、強く感じています。

▼まとめ

『THELASTインタビュー』は、藤島ジュリー景子さんという人物の意外な一面を知るきっかけになりました。
そして同時に、メディアが生み出すイメージと実像のギャップ
そして「長く続けることの難しさ」というテーマについても考えさせられました。

情報は常に誰かのフィルターを通して伝わるものです。

その情報の取り方って大事で…
・誰のフィルターを通していること
・その誰かは伝えたいことがあるということ
を理解しておかないといけませんね。

自分の目で見て、自分の頭で考える
ことが大切だと改めて感じます。

激しく変化する時代を冷静に見つめていくこと
そして、『その時その時で最善の選択をすること』が
現代社会を生きる上で大切なのではないでしょうか。

もちろん、「わからない」などのグレーな態度表明もありです!

ヒロアカ
出典元:僕のヒーローアカデミア
出版社:集英社
著者名:堀越 耕平

今日もありがとうございました🙇‍♂
また明日!
お父ちゃんでした👋 

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