The Last Interviewを読んで〜藤島ジュリー景子は何を語ったのか?〜

The Last Interviewを読んで〜藤島ジュリー景子は何を語ったのか?〜 人生論

おはようございます☀
お父ちゃんです!

最近、本屋さんである一冊の本を手に取りました。
早見和真氏の著書The Last Interview 藤島ジュリー景子との47時間です。

ジュリーさん
『ラストインタビュー─藤島ジュリー景子との47時間─』 早見和真 | 新潮社
旧ジャニーズ事務所の性加害問題で批判を浴びた、元社長・藤島ジュリー景子とはどんな人物なのか? 彼女はいま何を思うのか? 国民的アイドル「嵐」との出会いと活動終了、叔父・ジャニー喜多川との関係、母・メリーとの確執、ファンと

この本を読んで私が強く感じたのは、
👨「私たちが知っている情報のどくれらいが事実なのか?もしくは事実に近いのか?」
という問いでした。

特に、メディアを通じて形成される人物像(今回であれば藤島ジュリー景子像)と、本の中で描かれる彼女自身の言葉や姿には、大きな隔たりがありました。

それは、世間が植え付けられたイメージと、
一人の人間の実像がいかにかけ離れてしまうかという、
少し怖い現実を突きつけられた瞬間でもありました。

この一件は、単なる芸能界の話ではありません。
情報が溢れる現代社会で、私たちが日々どのように物事・情報を捉え、判断しているのか

今日と明日は、この本を読んで、私が考えたことです。

▼メディアが私たちに見せる「都合のいい物語」

ジャニーズ事務所の件に限らず、週刊誌やテレビ、ネットニュースは、
人々の耳目を集めるために、物事を「面白おかしい物語」に仕立て上げます。

時には、デマもあるでしょうが、事実に脚色することも多々あるとか…🎨

複雑な背景を削ぎ落とし、分かりやすい「善玉」と「悪玉」を作り出す。

だけど、世の中のほとんどのことってはっきりしないというか…
グレーなことのほうが多いですよね!
(この辺は後編に)

そして、劇的な展開を用意して、私たちをその物語に引き込もうとします。
それがコンテンツとしてよく売れるからです。

見出しなんてまさにそうで…
強い言葉を使ったほうが惹きつけられますよね!

例えば、
「キンプリ滝沢秀明を壊したジュリー社長 “冷血支配人”」
(週刊文春)
とか!

しかし、その作られた物語がいつの間にか「事実」として独り歩きを始め、世論を形成していくことがあります。
その過程で、一人の人間の多面的な魅力や苦悩は無視され、たった一つのレッテルが貼られてしまう。
この現実に、私は「本当に怖いな」と感じずにはいられませんでした。

こうした現象は芸能スキャンダルでも頻繁に見られますが、冷静に考えると、これは一種の「エンタメ化されたニュース」なのかもしれません。
話題性を重視するあまり、本質や背景は置き去りになることも多いのです。

私は普段、芸能ニュースやスキャンダルには触れません。
ネットやテレビでチェックすることもほぼないです。

流れ聞く程度👂️
それでも、こうした事例を見ると「ニュースは事実を伝えるだけでなく、一つのエンタメとして作られている」という側面を強く感じます。

いくら商売とは言え…

▼「続けること」の難しさ

ジュリーさんと言えば、「嵐」ではないでしょうか?
インタビュー内でも、嵐について語られていました。

その嵐も2026年に活動終了すると発表されています。

ジャニーズグループに限らず、ダンスグループ、バンド、お笑いコンビ…

活動休止や解散が発表される度に、「不仲説」などが囁かれますよね?

ですが、考えてみれば、価値観も考え方も違う人間が、何十年も同じ方向を向いて走り続けることは、奇跡に近いのかもしれません。

結成当時は同じ夢を見ていたとしても、10年、20年と時が経てば、
・人生の優先順位
・やりたいことも
・心身の状態も
変わってくるのは当然のことです。

漫画の一コマ
出典元:ドラフトキング22巻
出版社:集英社
著者名:クロマツ テツロウ

しかも、ジャニーズのグループは、
「一緒に組もう!」
と言って、組むものじゃないですもんね!

これは、なにも音楽グループに限った話ではありません。

会社という組織も、夫婦や家族という共同体も、全く同じです。
長く一緒にいるということは、それだけで大変なこと。
健康や環境の変化、人生の方向性の違いなど、様々な理由で歩み方を変えるタイミングが訪れます。

だからこそ、私たちはその裏側にある一人の人間の喜びや痛みに、少しだけ思いを馳せる想像力を持つことが大切なのではないでしょうか。

▼例外的な存在・THE ALFEE

調べてみて驚いたのですが、3人組ロックバンドのTHE ALFEEをご存知でしょうか?
2025年でデビュー51周年を迎えるそうです😳💥

その間、一度の活動休止もメンバーチェンジもないそうです。

日本で最も長く続いているロックバンドであり、これはもはや、驚異的…
「伝説のロックバンド」としか言いようがありません。

これ人数が増えれば増えるほど、難しくなってくると思うんですよね🤔
「方向性の違い」「音楽性の違い」はもちろんのこと、
メンバーが体調を崩すこともありますよね!

だから本当にすごいことだと思います‼️

▼ということで

まだまだ続くので、今日はここまで!

このように、メディアが作る虚像と、組織が直面する厳しい現実。
そして、自分たち目線だけで物事を見ているなと…

それこそ、グループの解散とか!
嫌な気持ちもわかるけど、
「本人たちの意見をもっと尊重してあげないと」
とも思いますね。

私たちは、様々な情報が飛び交う中で物事の一面だけを見てしまいがちです。

後編では、私たちの内面にある「物事の捉え方」や「生き方」について、さらに深く考えていきたいと思います。

今日もありがとうございました🙇‍♂
また明日!
お父ちゃんでした👋

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