ブランドはお客様のもの

ブランドはお客様のもの 経営論

おはようございます☀
お父ちゃんです!

昨日・一昨日とブランディングについて書きました。
今日はもう少し深堀りたいと思います。

過去記事【コンテンツの前にブランドを売れ🫵】

昨日の記事【この価格で良いんですか?!】

今日の肝となる部分は、
ブランドは企業のものではなく、お客様のもの
ということです。

多くの企業・人が
「自社のブランドをコントロールできる」
と考えがちですが、実はそうではありません。

そのブランドに
・どんなイメージを持つか
・何を思い浮かべるか
は、すべてお客様が決めることです。

何を考えるか、何を想像するかなど
人の頭の中を支配することは出来ませんよね?

▼ブランドイメージ変更に失敗した例

お客様が持っているブランドイメージを勝手に変えて失敗した例です。

1.トロピカーナ(Tropicana)
パッケージデザインの大失敗

2008年、トロピカーナは長年親しまれてきた「果実にストロー」という
特徴的なパッケージデザインを、コップに注がれたジュースの写真に大きく変更しました。

その結果…
– 消費者から批判が殺到
– 売上が20%減少
– わずか1ヶ月ほどで元のパッケージに戻す

2.コカ・コーラ(New Coke)
愛される味を変えた大失敗

1985年、コカ・コーラは本来のコーラの味から大きくリニューアルし、
「ニュー・コーク」として発売しました。

その結果…
– ユーザーから強い反発を受ける
– 3ヶ月後に元のレシピに戻す
– 長年愛されてきた味を軽視したことでブランドイメージの毀損を招いた

あのコカ・コーラでさえ、失敗しているんです!

3.バーガーキング(Fries King)
混乱を招いた一時的変更

2013年、バーガーキングはポテトをアピールする目的で
ブランド名とロゴを一時的に「Fries King」に変更。

その結果…
– 主力商品のハンバーガーのイメージがぼやける
– 消費者に混乱を招き失敗に終わる

これらの事例は、
「愛されている要素」を変えすぎたり、
消費者感情への配慮を欠くことで、
大きな失敗につながることを示しています。

▼複数ブランド展開で成功している企業の事例

一方で、既存ブランドを変えるのではなく、
新しいブランドを作ることで成功している企業があります。

1.コカ・コーラ
確なターゲット分けでの多ブランド戦略

コカ・コーラは「コカ・コーラ」ブランドを変えることなく、
多様なブランドを展開しています。

– ジョージア(コーヒー)
– アクエリアス(スポーツ飲料)
– からだすこやか茶W(特保茶)

徹底した市場調査とターゲットセグメント分けにより、
ブランド同士が競合しない(カニバリズムの回避)戦略に成功しています。

2.ファーストリテイリング
ユニクロとGUの住み分け

「ユニクロ」と「GU」を展開し、
それぞれターゲット層を明確に分けることで
ファッション市場で大きなシェアを誇っています。

3.星野リゾート
コンセプト別ブランド展開

「星のや」「界」「リゾナーレ」「OMO」
といった異なるコンセプトのリゾートブランドを展開。

明確なブランディングでそれぞれ異なる顧客層に特化した体験を提供し、
ブランドごとにファンを獲得しています。

▼ブランドはお客様の頭の中にある

ここで重要な認識を改めて確認しましょう。

ブランドはそれぞれの人に宿っている
ものです。

企業がコントロールできるのは、
ネーミングやパッケージ、ロゴや広告などであり、
これらは顧客の頭の中にあるブランドを連想しやすくする手段でしかありません。

ブランドを作るということ(ブランディング)は、
単にロゴとかパッケージとかを作るのとは根本的に違います。

ブランディングは、お客様の心の中にどのようなイメージや感情を育てるかということなのです。

▼慎重なアプローチの重要性

私は、開業当初、業者の方に
👷「ロゴとかないんですか?」
と聞かれて

👨「ありません」

👷「作っておきましょうか?(もちろん有料で)」

👨「お願いします」

と適当に依頼した過去があります😅

ロゴとか、デザインとかはこんな感じで適当にやるものではありません。
そんな適当にやるくらいなら、ない方が良い!

ネーミングやパッケージやロゴを作る・変える時は
かなり慎重になる必要があります。

これらの要素を変更することは、
お客様の心の中にあるブランドイメージに直接影響を与える可能性があるからです。

今までと、急に変わったら混乱しますよね!!

▼ということで

ブランディング・リブランディングする際は、
慎重にする必要があります。

私のように、ロゴを適当にお願いしていてはいけません😅

これから作っていく際は、慎重に進めて、
リブランディングする際は、お客様の頭の中に
すでに定着しているブランドイメージを尊重することが大切です。

ブランディングを行う際は、常に
ブランドはお客様のもの
という謙虚な視点を持つことが重要です。

一貫性が大事です!

だから、勝手に変えるのではなく、
お客様の気持ちに寄り添い、新しい価値は新しいブランドで。

これがブランディング成功の鉄則ですね!

私は去年?一昨年?くらいに、思い切って看板などのデザインを変えました。
その際に、開業時から使っていたロゴも変えました。

私のような個人事業で、しかもどこにも浸透していないロゴだと
変更しても、何の影響もありませんでした。

現在は、ロゴはありません。
「ロゴって必要?」と思って、作らずに、
私のイラストや顔を全面に押し出しています。

もはやこれがロゴのようになっていて…
だから私も、今後、写真やイラストを変更する際は
気をつけないといけないなと思っています。

ブランディングの第一関門は、認知!
私の最初のロゴは、全然認知もされていなかったということですね😅

私は今後もしっかりと考え続けて、ブランディングしていきます。
焦らずにブランドを構築してから、コンテンツ販売に行きたいと思います。

まだまだ足りない‼️

今日もありがとうございました🙇‍♂
また明日!
お父ちゃんでした👋

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