なぜジャンプは「最強」なのか?〜ジャンプのヒット作量産システムに迫る〜

なぜジャンプは「最強」なのか?〜ジャンプのヒット作量産システムに迫る〜 経営論

おはようございます☀ 

お医者さんごっこをする娘に
👧「お熱計りますね🤒ピピピッ 73℃で〜す」
と熱さが体温にも出ていたお父ちゃんです🤣

最近、ジャンプ+で漫画をよく読んでいます。  
☑️ サンキューピッチ
☑️ 忘却バッテリー
☑️ 僕のヒーローアカデミア
☑️ スパイ・ファミリー

ダダンダン、怪獣8号、チェンソーマン、呪術廻戦、推しの子…

全部集英社(つまりジャンプ作品)なんですね😳😳😳

他にも沢山読みたい作品があって…
そして、小説や他の本も読みたい、ネトフリも見たい…
時間がありません🤣

ジャンプ+を見ながら、数々の作品を読みながらふと思ったんです。  
👨「なぜジャンプって、こんなにヒット作を生み出し続けられるんだろう?」

先日久々に書店に行ったところ、
ジャンプ作品だけで4つも5つも棚を占めているではありませんか!

ジャンプだけでこんなに?!

他の雑誌は1つか2つなのに…。

他の出版社はこのくらい

(しかも、一軒の書店だけじゃない‼️)

これって決して偶然ではありません。  
実は、ジャンプには「最強」と呼ばれる理由があるんです。

今日はジャンプの秘密に迫ります✊

▼ジャンプの心臓部:データが全てを決める残酷なシステム

ジャンプの強さの秘密。  
それはアンケート至上主義にあります。

これ、本当に残酷なシステムなんです。  

毎週、読者がハガキやアプリで「面白かった順に3作品」を選んで投票する。  
その結果が、連載の生死を分けるんです。

編集者の好みでも、作家の情熱でもない。  
読者の「面白い」という生の声だけが、作品の運命を決める。

例えば、和月伸宏さんの『武装錬金』。  
根強いファンがいて、後にアニメ化もされた作品ですが、
当時のジャンプ本誌では打ち切りになりました。

なぜか?  
「アンケート順位が伸び悩んだから。 」
それだけです。

冷徹ですよね😰  

でも、この冷徹さがあるからこそ、常に読者が求める作品だけが生き残る。  
だから、ジャンプは面白い作品ばかりになるんです。

▼編集者との二人三脚:才能を化学反応させる最強タッグ

ジャンプのもう一つの特徴。  
それは、「編集者と作家の密接な関係」です。

一人の天才に頼るのではなく、
編集者が作家の才能を引き出すシステムを作った。  

☑️ 週刊連載のペース管理  
☑️ 読者目線でのアドバイス  
☑️ 商業的な成功への導き  

『ONE PIECE』の尾田栄一郎さんと初代担当編集者の浅田さんの話は有名です。  

当初はもっとダークな物語だったのを、
「少年漫画として楽しめるか?」という視点で何度も議論を重ねたそうです。 
その結果、今もなお続き、世界中で人気のワクワクする冒険活劇が生まれたんです。

編集者は単なるサポーターじゃない。  
作家の才能を商業的成功に導く「触媒」なんです✨

▼苛烈な生存競争:常に「次」を求める新陳代謝

そして、ジャンプ最大の特徴。  
それは、容赦のない「新陳代謝」です。

「人生は競争」「人生は淘汰」

まさにこれが、ジャンプの世界。  

アンケート下位の作品は、容赦なく打ち切られる。  
その空いた枠には、新人賞で実力を認められた若手作家が控えている。

この絶え間ない競争が、雑誌全体の停滞を防ぐんです。  

「昔の人気作品にあぐらをかく」  
なんてことは、ジャンプにはありません。

常に時代の求める物語を生み出し続ける。  
それが、ジャンプが最強である理由です。

▼デジタルが生んだ第二の黄金期

現代のジャンプを語る上で欠かせないのが「ジャンプ+」。  

これ、もう本誌に匹敵するレベルのプラットフォームになってるんです!  

☑️ 累計ダウンロード数2700万(2023年時点)  
☑️ 『SPY×FAMILY』は3500万部  
☑️ 『怪獣8号』は1300万部  

これって、本誌のヒット作と同じかそれ以上の数字です😲  

しかも、ジャンプ+の良いところは「自由度」。  

本誌だと週刊連載で縛られますが、ジャンプ+なら隔週や月イチ更新もOK。  
表現の幅も広がって、少し大人向けの作品も作れる。

特定のコアファンを大事にし、そこに注力し続ける

これまさに、ジャンプ+の戦略なんです。  

本誌とは違う読者層に向けて、じっくりと作品を育てる。  
その結果、『SPY×FAMILY』のような大ヒットが生まれるんです。

▼他の雑誌との決定的な違い:システムの有無

じゃあ、サンデーやマガジン、チャンピオンはどうなのか?  

☑️ サンデー:『コナン』のような長期安定連載重視  
☑️ マガジン:作家の自由度は高いが、属人的  
☑️ チャンピオン:ニッチな読者層に深く刺さる作品  

どれも素晴らしい戦略です。  
でも、ジャンプとは決定的に違う点があります。

それは、「システムの有無」。  

ジャンプは、データに基づいて最大多数の読者を狙ったヒット作を、
システムとして量産している。  

一人の天才や、編集者の感性に頼るのではなく、仕組みで勝負してるんです。  

これが、ジャンプが圧倒的な優位性を持つ理由なんです。

▼「継続力」と「進化」:半世紀の積み重ね

最後に、もう一つ重要なポイント。  

継続力

ジャンプは、このシステムを半世紀以上続けてきました。
そして、今も進化を続けています。

伝統的なアンケートシステムと、革新的なデジタルプラットフォーム。  
この二つが融合して、現在の「最強」ジャンプが生まれてるんです。

一つのヒット作を出すのも大変なのに、
次から次にヒット作を出し、しかも、どんどん若手が出てくる

これ物凄いことですからね!!!

▼というわけで

書店の棚の広さは、人気の結果に過ぎません。  

その背後には、読者の声を直接反映する伝統的システムと、
新しい才能を育てる革新的プラットフォームが存在しています。

偶然や一人の天才のひらめきに頼るのではなく、
「ヒットを生み出し続ける仕組み」を作り上げた。  

これこそが、ジャンプが「最強」であり続ける理由だと思います。

とはいえ、システムがあっても、最後は作品の面白さ。  
読者が「面白い!」と思えなければ、どんなシステムも意味がありません。

だからこそ、ジャンプで連載される作品は、
常に読者の心を掴む力を持っているんです✨

じゃあここから何を学ぶか?
私的には、
・マーケット・イン(アンケート)
・新陳代謝
・仲間の重要性(編集者との二人三脚)

かなと!
最後にちょっとだけ雑談。

漫画の作者って寿命が短くて…
手塚治虫、藤子・F・不二雄、鳥山明…

・毎週締切に追われる
・プレッシャー
・インプットもしないといけない
そりゃ大変ですよね💦

━━━━━━━━━━━━━━

 本日のコメントテーマは
好きなジャンプ漫画
です!

シンプル!

皆さんの好きなジャンプ漫画を教えてください!  
本誌でもジャンプ+でも、昔の作品でも今の作品でも構いません。  

今日もありがとうございました🙇‍♂  
また明日!  
お父ちゃんでした👋

コメント

タイトルとURLをコピーしました