おはようございます☀
お父ちゃんです!
みなさん
「マーケティングで一番大切なのは何か?」
と聞かれたら何と答えますか?
🤔
🤔
🤔
私はやっぱり
『お客様は誰なのか?』
という視点だと思っています。
今日はそんな『誰に』をテーマに、
ランドセル業界から学べる面白いお話をしたいと思います。
▼ターゲットが変われば市場も変わる
昨日も書いた通り、近年ランドセルの価格がぐっと高くなりました。
昨日の記事【ラン活は誰が為?〜ランドセル選びから見えた本質〜】
私が買ってもらった30年前から比べると、
2倍近くになっています😳
ちなみに、この30年間で多少の機能向上や軽量化などあるでしょうが
ランドセルから得られる価値自体は変わっていません。
ランドセルの一番の役目は
小学生が荷物を入れて背負って、登校🎒
価格が倍になったからと言って、
大量に物が入るようになったわけでも、
ランドセルが家や学校に運んでくれるわけでもありません🙅♀️
では、なぜこうも価格が上がっているのでしょうか?
これは、ランドセルを買う
『ターゲットが変わったから』
なんです。
昔は、ランドセルは「親が子どものために買うもの」でした。
そして、一家に沢山の子供がいたから、
高価な物を沢山買えませんでした。
ところが今の時代、ランドセルのターゲットは
「祖父母」にシフトしています。
これを象徴する言葉が『6ポケット現象』
ものすごくざっくり言うと、
「両親と両方の祖父母、合計6人の財布から子どもにお金が集まる状態」
です。
この状況をランドセル業界が見逃すはずがありません。
寄贈者(主に祖父母)に向けて、
☑️高品質
☑️職人のストーリー性
☑️特別な贈り物感
などを強調しているのです。
そう!
ランドセルは今や贈り物なんです。
▼「贈り物」にすると価値が上がる理由
ランドセルを単なる「学用品」から
「特別な贈り物」に変えると、価値は一気に高まります。
例えば…
普段使いのマグカップに名前を入れるだけで、
プレゼントとして特別な価値が生まれることってありますよね🤔
(母の日などでプレゼントした人もいませんか?)
ゴルフボールとかでも、
自分で使うのはそこまで良いものは買わないけど、
プレゼントとなると良いものを買ったり、
イラストを入れたりしますよね🏌️
それと同じ原理です。
ランドセルも、
👴🏻👵🏻「孫が喜ぶ顔が見たい!一生に一個」
という祖父母の心理をうまく刺激することで
高い価格設定でも受け入れられるようになりました。
私たちは商品の価格を払っているようで、
「贈る喜び」や「感動」という、
目に見えない価値にもお金を払っているんです。
▼キングコング西野さんの「玄関プペル」に学ぶ
少し話は変わって…
私はキングコング西野亮廣さんのオンラインサロンに入っています。
現在サロン内では来春公開の映画「えんとつ町のプペル」の続編を
いかに届けるかの施策を西野さんが共有してくださっているのですが…
その中の一つの施策が「玄関プペル」🚪
これは、西野さん御本人が
映画の前売券を50枚以上購入したサロンメンバーの自宅まで
直接届けてくれるというものです。
実際に私も買いました。
購入した理由は単純で、
☑️応援したい
☑️誰かにチケットを贈りたい
からです。
やっぱり喜んでもらえると嬉しいですよね😊
ここでもやっぱり、
『贈り物』
というキーワードが人の心を動かしているんです。
自分で買う・使う・体験するだと、購入数は知れていますが…
ランドセル同様、「贈る」となると購入数が増えたり、
価格をあげられるんです。
▼あなたのビジネスにも応用できるかも?
こうした「贈る体験」は、私たちのビジネスにも応用可能です。
例えば、私の仕事である施術も「プレゼント」に変えてみる。
家族が高齢の親に贈ったり、
夫婦や友人同士でリラクゼーションをプレゼントし合ったり…
単なる「サービス」から、「贈る体験」へと視点を変えるだけで、
ビジネスの価値は大きく変わります。
ランドセル業界の成功は、『誰に』を変えて、
それを明確にした(寄贈者にアプローチした)ことで実現しました。
どんな商品やサービスでも、
購入者(誰に)を変えるだけで、全く違う価値が生まれます。
というわけで、みなさんもぜひ、
自分の仕事やサービスを
『誰に買ってもらうか』
という視点で見直してみてはいかがでしょうか?
今までとは違う新しい可能性が見えてくるかもしれません。
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本日のコメントテーマは
【母の日🌹何かする?】
です。
今日は母の日🌹
何か贈る予定はありますか?
日頃の感謝を伝えましょう!
ちなみに私は、妻にはケーキを🍰
母親には、LINEギフトでも贈ろうかな💳️
今日もありがとうございました🙇♂
また明日!
お父ちゃんでした👋
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